結局、経営は生きているということです。ゆえに、ある程度体系化されている経営学は古いものもあって、すべてを当てはめることなど無意味ということです。
でも、古典的な経営学はやはり現実のベースを整理するのによくできていて、そこに実務的な要素をいかにしてリンクさせられるかというのが大事だということでしょう。
こんなことは誰でもわかっていることです。
でも、やはり経営学をしっかりと、そして、ある程度屋深くまで探求しておかないと、表面だけの気付きにしかなりません。しっかりと自分で考える力まで持っていくいくためにも、理由理屈の世界を十分に理解しておくことは大切です。
MBAスクールなどでは、ケーススタディという学習方法が採用されています。これも、理論を理解したうえで行わないと、単なる事例研究で終わってしまう。研究をさらに昇華させるかたちで現実とリンクさせるためには、理解が前提にあって、実践を融合することが重要になってきます。
時に経営学をまなんでいるとなにか無意味というか、現実とはかけ離れていることを学ぶことがありますが、それとて非常に重要な学びになるということです。