最近の経営は「バズる」といったスピード感や勢いが重要であり、分析を繰り返しながらビジネスを進めていくのはナンセンスとも受け取れる風潮があります。
しかし、このようにバズることを目的にビジネスの手法を展開している人たちほど、PDCAというサイクルを丁寧に回していることに気づきます。
一見すると何ら脈略なく展開しているような行動や取り組みも、すべては狙いや意図があってのこと(もちろん、すべてのマーケターがそうだとは言いませんが)。
PDCAなど古いという考え方もありますし、確かにPDCAという言葉はいくらか古めかしい気がします。とはいえ、実際にやっていることはPDCAそのものなのです。古典的な経営用語に当てはめるのが古臭いっていうイメージがあるだけで、成功している起業家はPDCAを大事にしているものです。
偶然にバズっているように見えるものでも、裏側で計算されている部分があることは知っておくと良いのではないでしょうか。
世の中結構単純に見えて、複雑だったりしますし、その逆も起こり得ます。
経営は単純、一方で奥が深いという二面性があることがまた面白いのです。